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【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:伸び悩みか、中東や大統領選を見極め

*13:33JST 米国株見通し:伸び悩みか、中東や大統領選を見極め
(13時30分現在)

S&P500先物      5,748.75(+10.25)
ナスダック100先物  20,090.50(+68.75)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は堅調、NYダウ先物は41ドル高。米金利は弱含み、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ。

10月31日の主要3指数は続落。下げ幅拡大でナスダックとS&Pは2日連続で下落、ダウは378ドル安の41763ドルと約3週間ぶりに節目42000ドルを割り込んだ。この日発表されたコアPCE価格指数は高止まり、連邦準備制度理事会(FRB)の緩和的な政策を期待した買いを後退させた。前日引け後に発表されたマイクロソフトの決算は好調だったが、次期売上高見通しが市場観測を下回ったため、主力ハイテク売りに波及した。

本日は伸び悩みか。今晩の雇用統計は非農業部門雇用者数が減少の見通し。ただ、低水準の失業率は横ばい、平均時給は高止まりが予想され、ソフトランディング期待の買いは根強いだろう。ただ、ISM製造業景況感指数は引き続き50を下回るとみられ、過度な買いを抑制しそうだ。一方、イスラエルの報復攻撃に対するイランの反撃が警戒され、地政学リスクが意識されやすい。来週の大統領選をにらみ、調整売りも下押し要因となる。

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