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小池都知事の26億円噴水構想

小池都知事の「26億円お台場噴水事業」に“ムダ遣い批判”殺到 当初予算が2倍超に膨れ上がった都庁プロジェクションマッピング同様「業者が潤うだけ」の指摘

都庁に映し出されたゴジラ。小池都知事肝いりのプロジェクションマッピングプロジェクト。経済効果は未検証(写真/AFLO)

都庁に映し出されたゴジラ。小池都知事肝いりのプロジェクションマッピングプロジェクト。経済効果は未検証(写真/AFLO)

ギネス認定の都庁プロジェクションマッピング

 都庁のプロジェクションマッピングとは今年2月からスタートした、東京都や新宿区などによる事業で、東京都庁舎をスクリーンに映像を流すという小池都知事の“肝いりプロジェクト”。7億円の予算を計上し、「新しい名所になるようにPRしたい」と息をまき、建設物に映す常設展示としては世界最大規模でギネスにも認定された。

 しかし蓋を開けてみれば、関連事業費も含めるとかかった費用は結局のところ約17億円にのぼり、「ほかにお金の使い道があるのでは」と議論が噴出。

 4月には「ゴジラ都庁襲来」として、ゴジラが映し出されるなど話題を呼んだが、批判の声は止まず、都は11月から上映前に流す広告募集を始めた。しかしこれにも、「広告料を支払う企業の利益を増やすことに、共有財産の都庁舎を使うのか」という疑問の声が出ている。

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