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巨人“年俸大幅増”続出で採算は取れるのか? 岡本が年俸5.4億円となり「今季と同じ成績ならヒット1本360万円の計算」、それでも球団がカネを惜しまない理由は

契約更改を終えて会見する巨人・岡本

契約更改を終えて会見する巨人・岡本

 プロ野球選手が相次いで契約更改を発表する時期を迎えている。巨人の岡本和真は1億2000万円アップの年俸5億4000万円(推定、以下同)でサイン。年俸6億円から1億円ダウンとなった坂本勇人を抜いて球団最高年俸となった。すでにヤクルトの村上宗隆が現状維持の年俸6億円で契約更改しており球界ナンバーワンには届かなかったが、4年ぶりにリーグ優勝した巨人では大幅アップ更改が続いている。

 12勝8敗と3年連続2ケタの戸郷翔征が1億2000万円アップの年俸3億円で契約更改したのをはじめ、1番打者としてリーグ優勝に貢献した丸佳浩は4000万円アップの年俸3億2000万円でサインしている。

 国内FA権を取得したが、行使せずに残留した大城卓三は3000万円アップの年俸1億6000万円、同じくFA権を行使しなかった高梨雄平も3000万円アップの年俸1億5000万円で契約更改。全試合に出場してチームトップの打率を残した吉川尚輝は9000万円から2倍超の2億円でサイン。3人とも複数年契約を結んでいる。

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