次のヒロイン候補がQTファイナルでこぞって上位へ
2022年には岩井千怜、川崎春花、尾崎彩美悠、2020年には古江彩佳、笹生優花、西村優菜、2019年には河本結、渋野日向子、原英莉花、稲見萌寧、2018年には新垣比菜、大里桃子、2017年には畑岡奈紗がルーキーイヤーでの優勝を果たし、翌年のシード権を手にしている。
一方、今年は8年ぶりにルーキーイヤーでの優勝者がいなかった。最もシード(メルセデスランキング上位50人)に近づいたのが政田夢乃でランク56位。ニューヒロイン候補不在が心配されるなか、関係者が注目する結果となったのが、来年のレギュラーツアー前半戦の優先出場順位を決めるQTファイナル(11月26~29日)だ。今年のプロテスト合格者26人のうち18人が参戦し、大量に上位へ入ったのだ。ゴルフ担当記者が言う。
「6位タイの永田加奈恵、14位の徳永歩、18位の入谷響、36位の吉田鈴、37位の荒木優奈らが今年プロテスト合格したルーキーです。36位の吉田鈴は吉田優利の妹として注目されている。美人プロとして知られる手束雅は42位、都玲華は53位、高校時代にナショナルチームで活躍した六車日那乃は66位、日本女子オープンローアマの中村心は74位、成人スチル病と戦っていることを公表している平塚新夢は86位です」
今年のプロテスト合格者は現役高校生2人を含む26人だったが、来季は2年ぶりのルーキーイヤー優勝が実現し、ニューヒロインが誕生するのだろうか。