今年の女子プロゴルフでは、8勝を挙げた竹田麗央が獲得賞金総額を2億6573万円まで伸ばし、史上最高額を更新した。昨年の竹田は37試合のうち8度のトップ10入りを果たしていたものの優勝はなく、獲得賞金は4666万円(賞金ランク29位)に留まっていた。昨年と比べて獲得賞金は2億1910万円アップ。まさに“シンデレラストーリー”で、大ブレイクを果たした。プロ3年目での快挙だった。
竹田は平均パット数が昨年の35位(1.804)から3位(1.751)に躍進。平均ストロークを16位(70.919)から2位(69.237)へ押し上げた。ドライビングディスタンスは今年1位(263.19ヤード)で、昨年の2位(258.91ヤード)からさらに飛距離を伸ばしている。まさにドライバーとパターで稼ぎ出したマネーだった。
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