酔っ払い時の犯罪自慢をするオッサン
Tさん(東京都/40代女性)は、「酔っ払った時の“やらかし”を自慢する人たちがいる」と指摘する。
「お酒が入ると、男性たちの間で“昔酔っ払ってやらかした”話が始まることがしばしばあります。やらかしといっても寝坊とか、スーツのまま眠ったみたいなかわいいものではなく、『道路にあった三角コーンや看板を持って帰ってきた』とか、『朝起きたら、お店の灰皿が家にあった。どうやら記憶がない間にポケットに入れていたらしい』とか、完全にアウトなものですね。
どれも単純な犯罪行為で、それを言われてもドン引きするだけなのですが、本人は引かれているのに気づかず、さらに続けます。いずれの場合も、そういう話をする人はどこか自慢げ。自分は真面目一辺倒じゃないよ、ということを言いたいんでしょうけど、はっきりいってダサいです」
Tさんは、そうした“勘違い武勇伝”について、「やめてほしいと言ったことがある」という。
「一度、40代の男性に『普通に引く』とたしなめたら、『ノリじゃん』『若気の至り』と、こっちが悪いみたいな返しをされてしまいました。若気の至りならなんでも許されるんだったら、今の若者が何をしても許すのかよ、と本気で腹が立ちました」(Tさん)
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