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悠仁さまの「筑波大学への通学ルート」問題を検証 鉄道移動でも自動車移動でも立ちはだかる混雑と渋滞の壁、時間と安全性を考慮した“ウルトラC”はないか

TXが誇る最速130km運転なら、つくばまであっという間だが…

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車通学で1限に遅刻しないためには7時前に出発

 それでは本命視される車通学はどうか。金子氏が続ける。

「赤坂御用地から筑波大学までは最短ルートで約70km。順調なら1時間で着きますが、問題は渋滞です。

 御用地のすぐそばには首都高速4号線が通っており、日本橋や浅草を通る6号経由のルート、池袋から王子に抜ける5号線経由のルートなどが考えられますが、必ず通らなくてはいけない小菅JCTは、首都高速ワーストクラスの渋滞スポット。筑波大学の1限は8時40分に始まるので、絶対に遅刻しないためには7時前に出発する必要があります。

 そして本当に懸念されるのは帰路です。首都高速6号三郷線の上りはとにかくいつでも渋滞することで有名で、小菅JCTを先頭に柏あたりまで20kmも渋滞するのが夕方のルーチン。4限か5限で帰る時は、間違いなく自宅まで2時間以上掛かります」

 そうなると何か“ウルトラC”はないのか。

「公共交通機関にこだわるなら、JR常磐線のグリーン車を使う手はあります。東京駅まで車で移動し、土浦まで乗って、そこから車なら一定の安全は確保できるでしょう。ただし、片道2時間近く掛かります。そうなると残る方法は1つ。筑波大学は広大なキャンパスを有し、附属病院にはヘリポートがあります。それを使えば……。ヘリなら警備は完璧ですし、所要時間も30分程度です。ただ、周囲や国民の理解を得なければならないというハードルがあります」

 合格しても悩みは尽きないが、結論はいかに。

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