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土俵に埋まるカネ

《大相撲・給金年収番付》昨年4場所休場の横綱・照ノ富士と優勝2回の大関・大の里はどちらが稼いだ? 綱取りに挑む大関・琴櫻は「年収1億円」も視野に

昨年はともに2度の優勝がある照ノ富士、大の里(写真・時事通信フォト)

昨年はともに2度の優勝がある照ノ富士、大の里(写真・時事通信フォト)

 28年ぶりに90日間満員札止めとなり、懸賞数も過去最多を記録するなど、2024年の大相撲は好景気に沸いた。横綱・照ノ富士が年6場所のうち4場所を休場しながら皆勤した2場所で優勝。その一方で琴櫻、大の里(2回)、尊富士と3人の初優勝力士が誕生したが、優勝力士たちは1年間にどれぐらい稼ぎ、どれぐらい昇給するのだろうか。

 力士の給料は十両以上の場合、各本場所の番付・階級によって支払われる給料(月給)と過去の成績に応じた加算に基づき2か月に1回の本場所ごとに支払われる力士褒賞金(持ち給金)の二重構造になっている。

 給料は手当も含めて横綱300万円(年額3600万円)、大関250万円(同3000万円)、三役180万円(同2160万円)、平幕140万円(同1680万円)、十両110万円(同1320万円)。これに賞与が年2回(6月と12月に各給料1か月分)、三役以上は本場所ごとに特別手当が支給される。

 番付に応じた給与は横綱と大関でも50万円しか変わらないが、力士によって大きく違ってくるのが本場所ごとに支給される力士褒賞金である。各力士は序ノ口でデビューした際に持ち給金として3円が与えられ、能力給としてその後の本場所での成績に応じて加算されていく。

次のページ:全勝優勝すると「年額138万円」の昇給

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