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土俵に埋まるカネ

《大相撲・給金年収番付》昨年4場所休場の横綱・照ノ富士と優勝2回の大関・大の里はどちらが稼いだ? 綱取りに挑む大関・琴櫻は「年収1億円」も視野に

照ノ富士と大の里の差は約630万円

 3月場所で110年ぶりに新入幕力士として優勝した尊富士は、同場所の終盤で足首を負傷したことにより5月場所を全休。7月場所と9月場所は十両で相撲を取り、11月場所で幕内に復帰した。十両には懸賞がないため、1年間で獲得した懸賞は81本(243万円)だけ。それでも1月場所と9月場所は十両優勝しており、幕内優勝と合わせて賞金が1400万円になる。優勝した3月場所では殊勲、敢闘、技能の三賞を独占し600万円を手にした。

 十両3場所、幕内3場所ということで給料と賞与で1780万円。これに褒賞金を合わせて1957.6万円となる。さらに優勝賞金、三賞賞金、懸賞を加えて3957.6万円。十両と幕内を合わせて3回の優勝と三賞独占でも4000万円に届かなかった。

 2回の幕内優勝をした大の里は三賞を8個も受賞しており、優勝と三賞を合わせると賞金だけで3600万円。これに916本の懸賞(2748万円)を加えて6348万円となる。平幕が2場所、三役が3場所、大関1場所で1年間の給料は2140万円。6月と12月の賞与と合わせて2570万円となる。

 褒賞金は新入幕の1月場所は60円(支給額24万円)。これが63.5円(同25.4万円)、67円(同26.8万円)となったうえで、5月場所で優勝したことで101.5円(同40.6万円)にアップ。103円(同41.2万円)となった9月場所でも優勝し、11月場所では138.5円(同55.4万円)で土俵に上がり、6場所での褒賞金の合計は533.5円(同213.4万円)。これを給料や賞金と合わせると大の里の年収は9131.4万円。別掲の表にまとめた通り、照ノ富士にはわずかに及ばなかった。その差は約630万円。

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