デパートの休憩スペースの中にはコンセントが設置されている場所も
展望ロビーなら休憩と同時に観光も
その街のランドマーク的な高層ビルにも、快適な休憩スペースがある。都内に住む自営業のBさん(40代男性)は“展望ロビー”がおすすめだと話す。
「たとえば、世田谷・三軒茶屋にあるキャロットタワーは展望ロビーを無料で開放していて、休憩できる椅子もたくさんあります。私は仕事でその近辺によく行くんですが、ちょっと時間が空いた時には展望台で時間を潰すことも多いです。無料ですし、何しろ眺めがいい。ちなみに、地方だと県庁などに無料の展望ロビーがあるケースも多いです。休憩がてら観光もできるのでおすすめです」(Bさん)
一般開放されているホテルやオフィスビル
神奈川県に住む会社員のCさん(30代女性)は、仕事で日本各地に行く機会が多い。訪問先で休憩をしたり、ちょっとした作業をするときには、図書館を探すという。
「無料の休憩場所なら図書館です。地方だと駅に近い図書館も結構あるんですよ。無料で誰でも利用できますし、静かなのもいい。パソコンを広げて作業をしている人もいますね」(Cさん)
とある地方都市の図書館にある無料のスペース
商業施設が入っているオフィスビルでは、1階部分を一般開放している場合も多いという。
「1階に飲食店が何店舗か入っているタイプのオフィスビルは穴場です。ベンチなどの休める場所があるのに、利用している人は少ないイメージです」(Cさん)
ホテルやオフィスビルについては“一般開放している”ことが大前提だが、無料で休憩できるスペースはかなりありそう。長時間利用し続けない、広いエリアを占拠しないなどのマナーを守ったうえで、無料の休憩スペースを活用している人は多いようだ。