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【フジテレビを取り巻く歪な統治構造を図解】フジサンケイグループに君臨する日枝久氏が創業家を排除して固めた「独裁体制」、責任追及を難しくする複雑な構図

フジサンケイグループ代表の日枝久氏(本誌撮影)

フジサンケイグループ代表の日枝久氏(本誌撮影)

 引退を発表したタレント・中居正広(52)の女性トラブルをきっかけに危機を迎えているフジテレビ。その巨大な組織のなかでは、港浩一社長ですら“取り換え”のきく存在だといわれる。

 そこには、フジテレビを取り巻く「組織構造」と、長年同社に君臨してきた日枝久・取締役相談役の特殊な「立場」がある。日枝氏とは勉強会などで顔を合わせてきた『経済界』編集局長の関慎夫氏が言う。

「日枝さんの表立った肩書きは、産経新聞なども含めた『フジサンケイグループ』代表。フジ・メディアHDは上場していますが、同社の上に、実質的な支配機構として存在している。日枝さんはグループ各社には『取締役相談役』として籍を置き、フジサンケイグループの“ドン”として人事を含めて実質的な権力を握り続けているのが実態です」

(以下、《【図解】フジテレビを取り巻く歪な統治構造》と共に詳細解説)

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