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【私設博物館の所蔵品は約12万点】森永卓郎さんが明かしていたモノの捨て方「“いつか必要になるかも”と思うものは全部捨てる」「どうしても捨てられない物は“人に譲る”」

 鑑定結果に納得できなかったが、その弁護士からは「相続税がかからなくてよかったじゃないですか」と言われた。私としては100年後にはB宝館のゴミが宝に変わり、世界遺産に登録されることを信じている。結局、家族の中で唯一私のコレクションに理解を示した次男が継承することが決まり、コレクターとしてのけじめがついたと安堵した。どうしても捨てられない大切なものは、「人に譲る」という選択肢があることを知ってほしい。

 仕事関係では私ががんになって開けたスケジュールの穴を長男の康平が埋めてくれた。「世襲ではないか」と言われたが今ではメディア出演も増え、経済アナリストとしての事業継承はスムーズに進んだと思う。

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 現在、マネーポストWEBでは、関連記事《【独占手記・全文公開】森永卓郎氏、がんステージIV「余命4か月」宣告でも精力的に生きられる秘訣 お金、健康、人間関係の整理…常識に囚われない心得を明かす》にて、森永さんの手記を全文公開している。資産整理、治療の様子、気の持ちよう、そして最愛の家族も含めた人間関係についてまで、がん宣告されてから亡くなる直前まで、森永さんがたどりついた考え方を詳細にレポートしている。

※週刊ポスト2025年2月7日号

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