日本マクドナルドホールディングス(2702)
日本マクドナルドは、2月6日に行った2024年12月期決算において、前年対比で売上、利益ともに増収増益を実現し、特に営業益では+17.5%、経常益では+16.3%、純利益では+27.0%、EPS(一株当たり純利益)では+27.0%という大幅な増益成長となった。
また、2025年12月期の業績予想においても売上、営業益、経常益において最高益を予想しており、円安や原材料費高騰で騒がれる中、業績を順調に成長させている。円安や原材料費高騰に対して、同社は、決算短信にて「全国の店舗の7割を超える約2100店舗以上を運営するフランチャイズオーナーやサプライヤーも含め、一部商品の店頭価格を1月に改定いたしました」とあるように、値上げ対応をおこなった。これらの結果、既存店売上高は2015年第4四半期から2024年第4四半期まで37四半期連続でプラスとなり、売上高も対前年同期比で増加となった。
また、利益面についても、「この売上高増加の効果やグローバル規模の原材料調達、効果的なマーケティング活動や効率的な店舗オペレーションなどの取り組みに加え、各種店舗運営費用の最適化や期首に計画のなかった水道光熱費の政府補助などにより、営業利益は対前年比で増加」と説明している。
さらに、直営店舗数を減少させ、フランチャイズへの移行を促進することにより運営管理費をコントロールすることにも繋げている。店舗数が多いことが、わずかな値上げ、コスト管理であっても大きな収益として反映され、成長の維持となっている。2025年~2027年に向けた新たな中期経営計画も発表され、「日本で最も愛されるレストランブランド」としてさらなる成長を見据えている。
この成長にもかかわらず、株価は2024年2月につけた7170円の最高値から2025年2月末時点で5690円と、20%以上も下落を続けている。誰もが知るワールドブランドがどのように株価を反転させていくのか注目していきたい。