リアルだとついつい浪費してしまうパチンコ・パチスロ(イメージ)
「時間を無駄に溶かしてしまった…」
スマホのパチンコ・パチスロアプリでは、現在ホールでは打てない過去の人気機種を打つこともできる。神奈川県の会社員Cさん(40代男性)は、パチンコホールで現行機種を打ち、アプリで過去の機種を楽しんでいる。
「休みの日は、いまだに朝からホールに行ってパチスロを打っていますよ。で、家に帰ってきたら、アプリで古い機種を打ちまくる。これが楽しくて仕方ない。
この前、連続して大きく負けていて、さすがに今日はホールに行くべきではないなという休みの日があったんです。そのときは、家にこもってずっとパチスロアプリの『バジリスク~甲賀忍法帖~絆』(2014年導入のパチスロ機種。現在はホールで打つことができない)を打ちまくっていました。楽しかったは楽しかったんですけど、結局10時間くらいずっと打ち続けていて、『時間を無駄に溶かしてしまった……』とさすがに絶望しました。まあ、その分負けずに済んだと思うようにしています」
パチンコ・パチスロユーザーにとって、ほとんどお金をつかわず楽しめる実機ゲームアプリ。ある意味、依存症対策の一役を担っているのかもしれない。