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セブンとローソンの「いちごサンド」を食べ比べ “萌え断”の見た目だけではわからない「中身の違い」と、いちごの個数を数えて感じた「値上げの波」

いちごの量は4年前から減ってしまった

セブン-イレブン『いちごサンド』。価格は496円。1包装あたりのカロリーは245kcal

セブン-イレブン『いちごサンド』。価格は496円。1包装あたりのカロリーは245kcal

 記者Aが都内のセブン-イレブンで購入した『いちごサンド』は496円。1包装(サンドイッチ2個)あたりのカロリーは245kcalだ。

 セブン-イレブンでは、栃木県などで『栃木県産とちあいか使用いちごサンド』という商品が同じく496円で販売されているが、記者Aが購入した『いちごサンド』については、原材料名の表記では「いちご」としか書かれておらず、銘柄は不明だ。

セブン-イレブン『いちごサンド』。1包装あたりの重量は110gだった

セブン-イレブン『いちごサンド』。1包装あたりの重量は110gだった

 まずは、いちごサンドをパッケージから出して重量を測定したところ、サンドイッチ2個で110g。1個ずつの重量を測定するとそれぞれ55gだった。

セブン-イレブン『いちごサンド』のパンを開いた様子。断面側に半分のいちごが3個、奥に4分の1ほどのいちごが入っている

セブン-イレブン『いちごサンド』のパンを開いた様子。断面側に半分のいちごが3個、奥に4分の1ほどのいちごが入っている

 使われているいちごの量を確かめるべく、パンを開いて中身を確認。サンドイッチの断面に半分にカットされたいちごが3つ、その奥に4分1ほどに細くカットされたいちごが1つ入っていた。合計すると、サンドイッチ1個あたりおよそ1.75個、1包装あたりおよそ3.5個のいちごが使われていることになる。

 ちなみに、2021年にマネーポストWEBで紹介したセブン-イレブンの『こだわりクリームのいちごサンド』では、サンドイッチ1個あたり合計で2.5個、1包装あたりで5個のいちごが使われていた。いちごの銘柄は不明ではあるが、約4年でいちごの量が減ってしまったとみるのが自然だろう。

セブン-イレブン『いちごサンド』の1個のサンドイッチにおよそ1.75個のいちごが入っている(1包装あたりだと3.5個)

セブン-イレブン『いちごサンド』の1個のサンドイッチにおよそ1.75個のいちごが入っている(1包装あたりだと3.5個)

 使用されているクリームは、ホイップクリームとカスタードクリームの2種類。パンに近い部分にカスタードクリームが塗ってあり、その内側でホイップクリームがいちごを包んでいるような形になっている。

「ホイップクリームの主張が強く、カスタードクリームはアクセント。クリームは全体的に甘さが控えめで、いちごの甘酸っぱい味が強く押し出されます。素材をしっかり活かしつつ、クリームの量も多めなので、ボリューム感も十分です。食べ応えとしての満足度は高いと思いますが、一方で約500円という価格は高く感じてしまうのも事実ですね」(記者A)

次のページ:1包装あたりでは2.5個のいちご

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