一方、テレビCMはインターネット広告市場の拡大に押されて縮小しつつある。シリーズ第3回《「フジテレビの社長には堀江貴文氏がふさわしい」とネスレ日本元社長・高岡浩三氏が提言する真意 ビジネスモデルの岐路に立つテレビ局が生き残る道》(27日7時公開)では、テレビCMが今後向かうべき方向と、テレビが生き残るために必要なアイデアを高岡氏に聞く。
【プロフィール】
高岡浩三(たかおか・こうぞう)/1960年大阪府生まれ。1983年に神戸大学卒業後、ネスレ日本に入社。各種ブランドマネージャーを経て、ネスレコンフェクショナリーマーケティング本部長として「キットカット受験応援キャンペーン」を手がける。2005年、ネスレコンフェクショナリー社長。2010年、ネスレ日本副社長飲料事業本部長として新しい「ネスカフェ」ビジネスモデルを構築。同年、社長兼CEOに就任し、2020年に退任。現在はケイアンドカンパニー社長として、企業のマーケティング、イノベーションをサポートしている。
取材・文/池田道大(フリーライター) 写真/横田紋子