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投資

【ドル円週間見通し】伸び悩みか 米関税政策を見極めも雇用情勢悪化ならドル売りか

・3月31日-4月4日発表予定の経済指標予想については以下の通り。

○(日)日本銀行短観3月調査 4月1日(火)午前8時50分発表予定
・大企業製造業DIは+12
 前回調査では+14。今回は米国の関税措置が世界経済に与える影響が懸念されており、プラス幅はやや縮小する見込み。

○(米)3月ISM製造業景況指数 4月1日(月)午後11時発表予定
・予想は49.8
 2月実績は50.3。支払い価格は上昇したが、新規受注は低下。先行指標となる3月製造業PMIは節目の50を下回っており、3月ISM製造業景況指数は50を下回る可能性がある。

○(米)2月貿易収支 4月3日(木)午後9時30分発表予定
・予想は-1100億ドル
 1月実績は-1314億ドル。2月については関税発動前の輸入額は減少するとみられており、貿易赤字幅は1月との比較で縮小する見込み。それでも1000億ドルを上回る赤字額となる可能性がある。

○(米) 3月雇用統計 4月4日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+13.5万人、失業率は4.1%
 雇用拡大のペースは減速しており、関税措置の影響もあることから、非農業部門雇用者の増加幅2月実績を下回る見込み。失業率はやや上昇する可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
3月31日(月):(日)2月鉱工業生産
4月1日(火):(日)2月失業率、(豪)豪準備銀行政策金利発表、(欧)3月ユーロ圏消費者物価指数
4月2日(水):(米)3月ADP雇用統計
4月3日(木):(米)3月ISM非製造業景況指数

【予想レンジ】
・149円00銭-153円00銭

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