2022年に著書『サラリーマン投資家が10倍株で2.5億円』(ダイヤモンド社)を出版した愛鷹氏は、「会社員だからこそ得られる投資のヒント、スタイルがある」と語る。専業投資家に比べると、銘柄の調査や分析に割ける時間が限られ、日中の急な相場の動きに対応できないことは“弱点”に思える。日中は本業に専念しながら、どのように10倍株に成長する銘柄を発掘し、育ててきたのか。
「10倍株というとキャピタルゲイン(株価の値上がりによって得る利益)狙いの投資と思われがちですが、私の基本的なスタンスは一度買った銘柄は売らずに長期保有する“ガチホ(ガチでホールドする、の略)”。10倍株を量産できたのは、配当金や株主優待といったインカムゲイン狙いだったからこそと思います」
10倍株を狙う極意は“ほったらかし”にあるというのだ。
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※週刊ポスト2025年4月18・25日号