ミニマルライフを生かした節約術や持ち前の論理的思考をもとにお金の増やし方を発信するミニマリストゆみにゃんさん
食費や交際費よりも、まずは「固定費」を見直す
なんとなく使っているお金は意外とたくさんあるもの。そのなかで、まず手を付けるべきは固定費だという。
「節約というと、食費とか交際費とかを削る人が多いです。それが『節約=我慢』という印象につながるのでしょう。しかし、まずやるべきは固定費の削減で、万単位で浮く人が結構います。固定費はズルズル払ってしまいがちな出費ですが、“当たり前”をまず見直しましょう」
優先すべきは「スマホの通信費」「サブスク契約」「家賃」の見直しだ。
「スマホの通信会社にはたくさんの選択肢があります。一昔前はたしかに通信状況が弱いといわれるキャリアもありましたが、今やどのキャリアだろうと大きくは変わらない。なんとなく契約を続けている人もいるので、すぐに見直しましょう。それに合わせて余計なサブスクに入っていないかチェックを。初月無料で、翌月からお金が発生しますというコンテンツがよくありますが、7割近くの人が、そのまま有料に移行してしまっているというデータもあるそうです。特に動画コンテンツはコロナ禍以降話題になり、複数契約している人が多い。どれだけ使っているのかチェックするといいでしょう」
ゆみにゃんさん自身、観てもいない動画サブスクの月額会員費を4年ほど払い続けていた過去があるという。また、年会費のものも解約を忘れがちで、引き落としがされてから気づくことも多い。注意が必要だ。