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藤川里絵「さあ、投資を始めよう!」

新たな株価指数「読売333」を解剖 日経平均やTOPIXとの違いは?「等ウェート」で大型株偏重を避け市場全体の動向を捉えられる特徴、連動する投信やETFも早速登場

読売新聞社が3月に提供を始めた新しい株価指数「読売333」(時事通信フォト)

読売新聞社が3月に提供を始めた新しい株価指数「読売333」(時事通信フォト)

 2025年3月、新たな株価指数「読売株価指数(読売333)」が登場した。この指数の特徴はどのようなものか。それを活かした投資をするにはどのような方法があるか。『世界一楽しい!会社四季報の読み方』などの著書がある個人投資家で株式投資講師・藤川里絵さんが解説するシリーズ「さあ、投資を始めよう!」。第138回は、「読売333」について。

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 2025年3月、新たな株価指数「読売株価指数(読売333)」が登場しました。この指数は、日本国内の主要企業333社で構成され、特定の企業の影響を受けにくい「等ウェート型」の特徴を持っています。日経平均株価など既存の指数との違いや、投資商品を紹介します。

幅広い企業の動向を捉えられる特徴

 読売333は、読売新聞社が提供する新しい株価指数で、国内株式市場に上場する銘柄の中から、時価総額や市場流動性を考慮して選定された333銘柄で構成されています。全銘柄を均等に保有する「等ウェート型」で算出されており、特定の企業の動向に左右されにくく、幅広い企業の動向を捉えることができます。

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