ここまでこだわったうえでの5000円とはいえ、あの庶民の味、ツナ缶が1缶で5000円とは驚きだ。
開発担当者の河野雄士さんも「最初は本当に売れるのか不安でした」という。しかし、予想を大幅に上回った反響から、「価格にインパクトはあるかもしれませんが、“みんなの好きなツナ缶の贅沢品”というコンセプトが、消費者に受け入れられたのだと思います。実際、初回に初めて購入された方が、2回目もリピートして購入していただいた例もあり、『ツナ缶の常識が大きく変わった』とのお言葉もいただきました」(河野さん)と語る。
同社は今後、毎月30~40缶を製造していく予定だという。しかし、安定供給しにくいため、200缶たまったタイミングで販売になるということなので、興味がある人は試してみては?