ヘビーユーザーの40代女性がにこやかに語る。
「スマホにアプリを入れておけばクーポンの通知が来ます。すかいらーくグループはガスト、バーミヤン、ジョナサン、藍屋など店舗が多いので雨の日で使い分けもできます」
雨だからと足が遠のきがちなレジャー施設にもお得な雨の日特典が。池袋の『SKY CIRCUS サンシャイン60展望台』は平日限定でVR(バーチャルリアリティー)コンテンツの利用料金が半額になる。例えば、『TOKYO弾丸フライト』は通常1回600円が300円だ。
「雨の日はよい展望が期待できず、VRだけでも楽しめるよう料金を半額にしました。VRは6種類あって子供から大人まで楽しめます」(サンシャインシティ広報担当)
横浜ランドマークタワー69階にある展望フロア『スカイガーデン』は、平日の雨天時に通常1000円の入場料が700円になり、アルコール類を含むドリンクが1杯無料サービスとなる。
「雨の日の展望台は雨雲が眼下を流れて、雲の切れ間に見える街並みを楽しめます。雨雲が作り出す、雨の日ならではの演出をお楽しみいただけます」(ランドマークプラザ広報事務局)
千葉県の観光牧場『成田ゆめ牧場』では、降水確率に応じて割引率が変化するユニークなサービスを実施している。天気情報サイト『weathernews』の成田市の降水確率が50%なら定価1400円の入場料が50%割引となり、100%だったら入場無料になるのだ。
なお「雨の日」の定義は店舗や施設によって異なり、期間限定のサービスもあるので、詳しくは各店舗や施設に問い合わせてほしい。
記録的に梅雨入りが遅れた西日本をはじめ、今年の梅雨は長引くとの予測もある。お得な雨の日サービスを上手に利用して、ジメジメした季節を晴れやかに乗り切ろう。
※女性セブン2019年7月11日号