集落内にはヒエラルキーがあるので、先に移住した人やお寺の住職などに集落の序列を聞いておくことも大事です。集落の人は、新参者が挨拶の菓子折りを渡す順序までしっかりとチェックしていることもあり得ますから細心の注意が必要です」
事前にさまざまな情報を集めて、万全の準備をして移住しても、めぐり合わせが悪く、うまくいかないこともある。
「どれだけ頑張っても地域にとけ込めず、人間関係に行き詰まるような場合は、その場にとどまらず転住することをおすすめします。合わないものは合わないので、移ればいい。日常の煩わしさから解放されることこそが、田舎暮らしの理想ですから」(清泉さん)
※女性セブン2019年7月25日号