実質2000円の負担で、好きな自治体に寄付ができ、そのお礼として米や肉、果物などの特産品がもらえると人気の「ふるさと納税」。しかし、総務省の規制強化によって6月1日からさまざまな“見直し”が実施された。
ふるさと納税規制の主なポイントは、【1】返礼品は地場産品に限り、寄付金額の3割程度の価格に抑えること、【2】「返礼品の価格」や「返礼品の価格の割合」の表示を行わないこと、【3】商品券・電子マネーといった金銭に代わるものや資産性の高い電気機器・貴金属・宝飾品などは返礼品にしないこと、の3つ。
それでは新制度下ではどんな返礼品がお得なのか? ふるさと納税で毎年多額の寄付をし、食事やレジャーなどの大半を返礼品でまかなうふるさと納税の達人、実業家の金森重樹さんが、現在利用可能な全国1783の自治体から厳選する「ベスト7」は以下の通りだ(※返礼品の情報は2019年7月11日現在。品切れの場合や、寄付金額が見直される可能性もあります)。
●北海道根室市/「〈予約品〉【北海道根室産】鮮さんま2kg×2ケース」(寄付金額:1万円)
さんまの水揚げ量、日本一を誇る北海道根室市・花咲港より、新鮮なさんま計4kgをお届け(8月23日以降より発送開始予定)。
●山形県/「数量限定!山形県産『きのこの王様 松茸』約200g」(寄付金額:6万円)
寄付金は少し高めだが、なかなか手に入らない希少品(離島・沖縄県への発送は不可)。
●兵庫県太子町/「令和元年産太子あゆ育ち米にこまる12kg」(寄付金額:1万円)
農薬や化学肥料を減らして育てた安心安全な米。「1万円で12kgはなかなかありません」。
●香川県坂出市/「産直あきんどオススメ逸品!シャインマスカット1.5kg」(寄付金額:1万円)
種がなく、皮ごと食べられるので子供にも人気が高いシャインマスカット。数量限定品なのでお早めに。