【対策5】車を使う時は、車庫の中央に物を置いておく
車庫に車がないと、留守が一目瞭然。一戸建ての車庫に一晩以上経っても車が戻らず、空き巣に入られた事例が多い。
「車を出したら、そこに自転車や植木鉢を置くなどして、最初から車がなかったような印象づけを」
【対策6】暗くなったら照明を自動で灯す
夜になっても照明がつかないと、留守がばれる。「タイマー付きの照明を設置し、在宅を装うのも◎」という。
また、都内では暗闇の中、手探りで無施錠の窓を探し、住人を待ち伏せする事件も多発している。
「犯人は人目を避けたいので、家の外にはセンサーライトを設置するのも有効です。ソーラー充電タイプはコンセント式より高価ですが、電気代無料で設置場所が自由なので実はお得。3000円くらいで入手できます」
【対策7】1階でなくても窓は必ず施錠し、防犯グッズを使う
2階の窓を無施錠のまま寝ていた男子高校生が、見知らぬ男に窓から侵入され刺される事件が7月に起きたばかり。
「高層階でも屋根や屋上からロープを垂らし、窓から侵入することができます。また、マンションで隣の部屋のベランダから壁を突き破って侵入されたケースも。ベランダなどの狭い範囲には、踏むと大きな音を立てるガラス製などの防犯砂利を敷き、窓は小さくても必ず施錠。補助錠をつけたり、窓を割られにくくする防犯フィルムを貼るなど、窓の突破に時間がかかる工夫をすること」
窓を開けたり、割られると鳴るアラームをセットするのも音で防御できて有効だ。
【対策8】足場になりそうな物は置かない
大阪府に住む男性は、3階だからと窓を開けて仕事に出ている間、隣接する木に登った犯人に侵入された。
「木や雨どい、脚立を使ってよじ登る事件は多くあります。外壁に近い木は高くならないよう剪定するなど、足場になりそうな物を置かないこと。雨どいの近くにセンサーライトをつけるのも人の目を嫌う犯罪者対策に有効です」
※女性セブン2019年8月15日号