クラウド専業インテグレーターとして、Amazonのクラウドコンピューティングサービス「AWS(Amazon Web Services)」を中心としたクラウド基盤に関するコンサルティング、基盤構築・運用代行を行っています。
足元の業績は好調です。特にAWSリセール・MSP・自社サービス等ストックビジネスの売上規模は年々増加しており、ストックビジネス比率は87%に達しました。
「AWSの知名度向上⇒同社の知名度向上⇒プルリードでの受注増⇒ストックビジネスの拡大⇒事例公開⇒AWSの知名度向上⇒…」という好循環によって実現している数字であり、社内システムをクラウドへシフトする動きが活発化する環境の中で、維持向上が期待できると思います。
しかし株価は低迷しています。成長性は高いもののPERから見て割高な株価水準にあること、最低売買単位が140万円以上で個人投資家が手を出しにくいこと、出来高が少ないことなどが原因です。
成長期待から注目したい銘柄ではあるので、まずは株価が底打ちするのを確認してからです。
【PROFILE】戸松信博(とまつ・のぶひろ):1973年生まれ。グローバルリンクアドバイザーズ代表。鋭い市場分析と自ら現地訪問を頻繁に繰り返す銘柄分析スタイルが口コミで広がり、メルマガ購読者数は3万人以上に達する。最新の注目銘柄、相場見通しはメルマガ「日本株通信」にて配信中。