金額査定に“フリマアプリ”を使う業者も
30代の男性会社員・Cさんは、フリマアプリとリサイクルショップを併用。衣類やゲームソフトやなどの配送がしやすい商品はフリマアプリで販売し、家電や家財道具の大型商品は、リサイクルショップに出張買い取りを依頼することが多い。先日、白物家電の出張買い取りを依頼した際、査定時に買取スタッフがずっとスマホの画面をのぞき込んでいることに気がついた。
「古物販売のデータベースでも見ているのかと思いきや、同じ機種の販売価格をフリマアプリ上で調べていました。査定金額の参考にするために見ていたのでしょうか。対応は丁寧で、家電も即日引き取ってくれました。フリマアプリの方が高く売れますが、処理に手間がかかる家電を持ち帰ってくれるのは、リサイクルショップならではのサービスですよね」
誰もがスマホひとつで気軽に商品の売買が出来る時代。自ら出品することを手間に感じる人々がいる限り、リサイクルショップという業態がなくなることはないのかもしれない。