牛すきやき弁当で、タレのついたご飯だけを食べる時の味気なさったら……。でも、シウマイ弁当の場合は、タケノコの煮物の塩っ気がご飯に合うので、仮におかずを酒のアテにし過ぎてもなんとかなる。私の場合は、醤油の小袋をもう一つ用意しておくほか、ふりかけの小袋も用意するためどうとでもなるのですが、タレご飯はやっぱりキツい。そこにふりかけをかけるわけにもいかないですし。と考えると、崎陽軒の魅力はその汎用性の高さにもあるといえましょう。
しかも、値上げしたとはいえ、1000円以上が当たり前の駅弁界隈の中、860円のお手軽価格。2人いる場合はシウマイ弁当に加え、6個入り300円のシウマイを買っておかず不足を回避することも可能です。
昔からあるけど、当たり前の存在すぎてついつい忘れてしまう愛しいヤツ――こんな扱いを受けることもある崎陽軒のシウマイ弁当。「やっぱうめーな」が感想です。これからも積極的に新幹線のお供にしていきたいと決意を新たにした次第です。