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新幹線にハイパワーライト搭載! プラレール60周年記念商品がすごい

「レールでアクション!なるぞ!ひかるぞ!E235系山手線」(2019年3月発売)

左から「サウンド・ドア開閉山手線セット」「レールでアクション!なるぞ!ひかるぞ!E235系山手線」の車両(筆者撮影)

 レールでアクションシリーズは60周年記念商品であり、C62と山手線の二種類がラインナップされているが、今回は山手線E235系を紹介する。メカ好きな筆者としてはとても興味深い商品であった。

 この車両は先頭車両の下に専用のツメがあり、それがレールの凹凸の数を測り、それに合わせたサウンドを鳴らすという仕組みだった。特殊レールは3種類付いておりいずれも凹凸の数が異なる。

 筆者はサウンド付きの山手線ということにも注目していた。サウンド付きの山手線といえば2004年に発売された、「サウンド・ドア開閉山手線セット」を思い浮かべる人もいるだろう。こちらはE231系500番台のセットであり、内回り・外回りをスイッチで選べ、山手線全29駅を案内し主要駅では発車メロディが流れるというとても画期的な商品であった。

 今回は15年差のこの2つの商品を比較してみたい。E235系山手線セットは6種類の主要駅を案内し、発車メロディが流れる。サウンド面においては昔のセットに軍配が上がるだろう。しかし昔の山手線は、2両目と3両目が配線の通った固定連結器であり、外すことができない。

 一方、新しいセットでは1両の車両の中にすべての機能が内蔵されているため増結も容易である。技術の進歩は、私たち学生が子どもの頃と現在との違いからでも実感できることがよくわかる。新型の山手線はライト付き、情景に合わせたサウンド、スマートフォンと連携等の機能が入っており、総合的に見るとこの2つの商品の優劣をつけることは難しいのではないか。

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