こんなモノを見てしまったものの、こうした極論に走る韓国人というのはレアケースな印象です。ハロン湾で会った韓国人の一家からは「ここはいい場所ですね」「そうですね」「いやぁ、遠くから来て本当に良かったです」「同感ですね。今度ソウルにも来てくださいよ」「行けたらいいですね」「カムサハムニダ」「日本にもぜひ」みたいな会話(英語)になりました。
あと、格闘家の青木真也選手から聞いたのが、韓国人の選手とのLINEのやり取りです。日本人が韓国へ、韓国人が日本に行って大丈夫かを聞き合うもので、お互いに「まったく問題ないぞ。まぁ、オレら個人は関係ないからな、ガハハハ」となったという話です。
そうしたことを思いながらハノイの街で多くの韓国人とすれ違ったのですが、特に接触することもなかったものの決して互いに険悪な関係になるようなこともなかった。まぁ、個々人と政治は分けて考えるべきだな、と改めて感じた次第です。
それにしても感じるのが海外旅行に行く韓国人の多さです。ここ数年、私はバンコク、香港、ローマ、ヴェネチア、プラハなどに行きましたが、現地では日本人よりも多く韓国人を見かけます。1980年代から1990年代中盤にかけては多数の日本人を海外で見かけましたが、すっかり減りましたね。それだけ国内の観光が充実しているのかな、とも思いますが、海外体験を何度もするのは長い人生考えると多様な風習に触れられるため、得られるものは多いですけどね。