一体感バツグンなローソンの牛丼
ローソンでは『コク旨醤油仕立て!牛丼』(税別398円)が販売されている。こちらはセブン-イレブンの牛丼とは違い、直盛り。電子レンジで温めてそのまま食べるスタイルだ。
「チェーン店の牛丼に比べると、お肉はかなり細かくカットされています。お肉だけを先に食べてしまうというようなこともなく、最初から最後まで、お肉とご飯をバランスよく食べることができます」
“つゆだく”度でいうと、セブン-イレブンに比べて控えめになっているようだ。
「直盛りなので、ご飯につゆが染みてシャバシャバになりそうなものですが、意外とそんなことはなく、牛丼チェーンで食べる普通の牛丼に近いスタイルです。ナチュラルにつゆだくといった感じでもありません。
また、タレの味については、セブン-イレブンの牛丼は甘くて濃厚な点が特徴的ですが、ローソンの方は旨味が強いイメージ。肉の大きさやつゆの量、そして味の濃さも含めて、一体感があります。まあまあボリュームはあるんですが、そんな一体感のおかげもあってか、一気に食べ終わってしまいました」
カロリーの方は、セブン-イレブンの『熟成肉の特製牛丼 具の大盛』が640kcal、ローソンの『コク旨醤油仕立て!牛丼』は567kcal。ちなみに吉野家の牛丼並盛は652kcal、松屋のプレミアム牛めし並盛は711kcal、すき家の牛丼並盛は733kcalとなっている。
「単純にカロリーだけを見ると、牛丼チェーンの方が高めですが、食べた感覚での“ガッツリ感”は、味が濃い分だけコンビニ牛丼の方が強かった気がします。価格的にはチェーン店の牛丼の方が安めですが、カロリーを抑えられるという点はコンビニ牛丼のメリットかもしれません」
チェーン店とは一味違うコンビニの牛丼。その魅力を探求するのも面白いかも?