4号機の時代に比べれば、今の時代は負ける額も少ないはずだが、だからといってパチンコ・パチスロが財布に優しい遊びになったかというと、そうではないようだ。
「射幸性が抑えられているということは、裏を返せば2万~3万円くらいの負けを取り戻すのが難しくなっているということです。かつての射幸性が高い機種であれば、“8万円入れて、10万円返ってくる”といったこともそれなりにあったんですが、今の機種ではなかなか難しい。
“たまの大勝ち”みたいなことがないので、少額の負けがかさむことで、トータル収支がマイナスになっているというユーザーも多いと思います。大逆転するチャンスが少ないうえに、“確実に負け続ける”というリスクも高くなっているとも言えるでしょう」(前出・ライター)
いずれにしろ、パチンコ・パチスロで勝つのは簡単なことではない。その現実をしっかりと把握したうえで、身を滅ぼさないような範囲で楽しむ必要があるのだ。