Cさんはあるとき、ミニマリストを自称する人たちに実際に会ったことから、逆に自身でミニマリストを名乗るのを辞めたと話す。
「彼らはお金よりも時間を大切にする印象がありました。もちろんそういう考えもありだとは思いますが、『生きやすくなった』とか『労働からの解放』とかいうフレーズが使われているのを聞いて、僕は違った、と(笑)。僕の場合、結果的にミニマリストみたいなスタイルになってしまっただけ。でも、そういう生き方を否定はしません。人それぞれのスタイルがあると思うので」(Cさん)
ミニマリストは、あくまでライフスタイルのひとつ。自分に合っているならそれは素晴らしいことだが、価値観は人それぞれ。向き・不向きもあるだけに、押し付けられる人たちからは、煙たがれているようだ。