「小ぶりなグッズが好き」という小林まさるさん（左）とまさみさん
家事において、時短や収納、便利グッズの活用は、多くの人に共通する悩みだ。平野レミさんのアシスタントを経て独立した料理研究家の小林まさみさんと、まさみさんを手伝おうとシニア料理家に転身した義父・まさるさんが、収納のコツや便利料理グッズの数々を紹介する。
「コンロの周りに鍋を吊り下げたり、調味料を置いたりすると、油で汚れて掃除が大変だとお義父さんが嫌がるので、うちの台所はしまう収納が基本。その代わり出窓は奥行を広くし、そこにまな板などは置いてよいルールに」（まさみさん）
義父のまさるさんは、毎日コンロの縁まで拭くほどのきれい好き。包丁も率先して研ぐ。
「きれいにしておけば、料理中も広々と作業できてストレスがないからね。舅と嫁で仕事のことでけんかもするけれど、翌朝には普段通り。台所と同じでサッパリしているのが円満のコツかな（笑い）」（まさるさん）
乾物はジャンルごとにジッパー付き保存袋に入れ、引き出しに立てて保存
収納のコツは、乾物はジャンルごとにジッパー付き保存袋に入れ、引き出しに立てて保存。「輪ゴムでまとめるだけだと、開けた時に中身がこぼれてイライラ。西友の保存袋ならコスパも使い勝手も合格です」（まさみさん・以下同）
スパイスはコンロ近くの引き出しに収納
豊富なスパイスは、調理中に使いやすいようにコンロ近くの引き出しに収納するという。「横にして収納することで、ラベルが見やすくなりました」
