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玄関の収納術 靴、傘、小物類の使い勝手をよくするワザ

片足をずらせば収納量を増やせる(撮影/菅井淳子)

片足をずらせば収納量を増やせる(撮影/菅井淳子)

 家の顔ともいわれる玄関。靴や傘が出しっぱなしでは散らかった印象が拭えない。そこで、玄関に収納すると便利に使える小物類を含め、使い勝手のよい整理方法を紹介しよう。

 玄関は収納場所に限りがあるため、要・不要を判断してから収納することが大切。約200軒の整理収納を手掛け、セミナー受講者は6000人にのぼる整理収納アドバイザーの小宮真理さんはこう話す。

「靴の数はオンシーズン用に1人3~5足あれば充分に履き回せます。どんなにお気に入りでも、靴ずれなどの理由で1年履かない靴は処分しましょう」

 また、普段の生活動線を考えた場合、外出時に必要なものなどを靴の近くに収納しておくと使いやすい玄関になる。

「宅配便の受け渡しに使う印鑑や子供の学校の入校証などは用途別にかごに入れておくと便利。冬なら携帯用使い捨てカイロやマスクを常備するとよいですね」と小宮さんはおすすめする。

 小宮さんに、靴、傘、小物類の収納のコツをそれぞれ教えてもらった。

靴はしまい方ひとつで収納力も取り出しやすさも向上

上段にはオフシーズンの靴を入れる

上段にはオフシーズンの靴を入れる

 まず、靴は家族別に棚を分け、かかとを手前に収納しよう。オンシーズンの靴は身長の低い子供は下の段にするなど、個別に棚を分けて収納する。靴はかかとを手前にして並べると、取り出しやすい。また、取り出した靴をそのままたたきに置けば、かかとが手前にくるため、履く時もスムーズだ。

 片足をずらせば収納力もアップする。棚に奥行きがある場合は、写真のハイヒールのように、片足を前後に少しずらして収納すると一足分の幅を縮小できて収納量が増える。

 出し入れしづらい上段にはオフシーズンの靴を。また、今の季節、高さのあるブーツは棚を調整して最下段にしまうと取り出しやすい。

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