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松屋で定番化の『創業ビーフカレー』、今までのカレーと何が違う?

「牛めし」との相性は?

松屋の『創業ビーフカレギュウ』

松屋の『創業ビーフカレギュウ』

『創業ビーフカレー』と『オリジナルカレー』の大きな違いは“具”だ。

「『創業ビーフカレー』は牛バラ肉が入っていて、とろとろに溶けてはいるけど、しっかりと食感もあり、“具”としての存在感がある。その分食べごたえもあるので、個人的には100円の価格差は納得できます」(小浦氏)

 ただ、具がしっかりあることが、裏目に出ている可能性も指摘される。

「松屋のカレーといえば、牛めしとカレーを一緒に楽しめる『カレギュウ』も定番となっていますが、牛めしとの相性でいうと、『オリジナルカレー』のほうに軍配があがるような気もします。『創業ビーフカレー』の場合は、ルーの中の牛バラ肉と牛めしの牛肉とが、“喧嘩”をしてしまう懸念がある。裏を返すと、『創業ビーフカレー』はカレー単体として十分に楽しめるメニューであるとも言えます」(小浦氏)

『オリジナルカレー』とは全く異なる魅力を持つ『創業ビーフカレー』。その完成度の高さを体感してみるのもいいかもしれない。

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