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人形、手紙、仏壇… 生前整理で捨てにくいモノをどう処分するか

 終活の一つとして、元気なうちに住まいの中の物を片付ける「生前整理」。70代以降の老親世代の家の多くに、長い年月にため込まれたモノが溢れている。生前整理を進めていくうえで厄介なのは、ゴミとして捨てにくいモノをどうするか、ということ。掃除、片付けの達人として数々の家の片付けを支えてきた生前整理普及協会・代表理事の大津たまみさんが、代表的な「捨てにくいモノ」への対処法を紹介してくれた。

●写真:親が子供の頃からの写真を集めて“ベストショットアルバム”を作ろう。話を聞きながらエピソードなどを書き添えて。1冊作れば、残りの写真の処分がしやすくなる。

思い出の写真は1冊のアルバムにまとめよう

思い出の写真は1冊のアルバムにまとめよう

●人形:人形供養をしてくれる寺社が全国に。最近では葬儀会社が引き受けることも。美しい日本人形などは、海外のリサイクル文化「エステートセール」の対象としても人気。ネットオークションから出品できる。

人形は供養してくれる寺社もある

人形は供養してくれる寺社もある

●服:リサイクルショップをはじめ、フリマアプリやネットオークションなど、古い服を次に生かせる場が増えてきた。また自治体の古着回収や寄付などで有効活用するのもいい。

服はフリマも活用

服はフリマも活用

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