定期預金のキャンペーンごとに口座を開設してはそのままに──そんな人は、今年注意が必要だ。
三菱UFJ銀行は、今年10月から、新しく口座を開き、2年以上取り引きがなかった口座に対し、年1200円の口座管理手数料を取ることを検討している。ただし、既に保有している口座については取り引きがなくても手数料はかからない。この検討案に、ほかのメガバンクも追随する可能性がある。
ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんが、その対策について話す。
「これを機に、預貯金口座を整理するのがおすすめです。例えば、『給与振り込み兼支出専用』『貯蓄用』『投資用』など、口座をできるだけ絞った方が家計管理もしやすくなります。普通預金でも常時0.15%程度の金利がつく、イオン銀行などのネット預金に預ける方がお得です」
闇雲に多くの銀行口座を開設するのは、避けたほうが得策かもしれない。
※女性セブン2020年1月16・23日号