電子マネーやキャッシュレス決済は、最近はポイント還元を得ることができるものが増えている。どれを選ぶべきか迷っている人のために、そのポイントを紹介しよう。
電車によく乗る人はSuicaがお得
nanacoやWAONなど、数ある電子マネーの中で何を選べばよいのか。ポイントの貯め方に詳しい菊地崇仁さんがイチオシするのは、「Suica」だ。
「SuicaはJR東日本の在来線で乗車するたびに0.5%、チャージ毎にJR全線に加え私鉄でも1.5%と、最大2%のJREポイントが貯まります。さらに、『モバイルSuica』アプリを使えば、チャージして乗車するだけで3.5%のポイントが。ただしいずれも、『ビュー・スイカカード』や『JRE カード』などのクレカとひもづける必要があります」(菊地さん)
貯まったJREポイントは、駅ビルでの買い物や、Suicaへのチャージなどに使える。
クレカ対応の事業者を選ぼう
レジでスマホをかざすだけで支払いができるキャッシュレス決済。数あるキャッシュレス決済事業者の中でも、「支払い元やチャージ元を、銀行口座ではなくクレジットカードにできる事業者がおすすめ」だと、菊地さんは言う。
「LINEペイのように銀行から1000円単位でチャージするタイプだと、残高を使いきるまでやめられません。一方、支払い元をクレカにできる事業者であれば、使うたびに使う分だけクレカから自動チャージできるので、やめたくなった時にいつでもやめられ、無駄がありません」(菊地さん)