仕事が忙しく、家族団らんの時間が少ないことは金持ちも貧乏人も変わらない。しかし、家族に対する態度は違う。
「正月だけは絶対に家族旅行を計画するなど、お金持ちには仕事と家庭の優先度にメリハリをつける余裕があります。貧困な家庭ほど、家族をほったらかして1人でパチンコへ行ったりする」(防災アドバイザーでファイナンシャルプランナーの岡部梨恵子さん)
自分を大事にし、家族や周囲の人を大切にすることが金持ちの共通点なのだ。加藤プラチナクリニック院長で「脳の学校」代表を務める加藤俊徳さんが語る。
「お金持ちは偶然なれるものではありません。宝くじやギャンブルで一発当てても、使い方を知らなければ本当のお金持ちにはなれない。日産のカルロス・ゴーン元会長のように、巨額の資金を持っていても、せっかく築いた“名誉”という財産を台無しにしてしまうような使い方では、価値あるお金とは言い難いでしょう」(加藤さん)
努力や工夫から、“逃亡”するのは厳禁。まずは、本物の金持ちたちの行動を知り、己の貧乏行動を改めよう。
※女性セブン2020年1月30日号