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養育費不払い受ける40代女性「子供が成人すれば相手は逃げ得?」

養育費が1円も振り込まれないということも

養育費が1円も振り込まれないということも

 養育費を受け取っている母子家庭は、わずか24.3%(厚生労働省『平成28年度全国ひとり親世帯等調査』より)。16年ぶりに養育費の算定額が改定(増額)されたが、まだまだ貧困で苦しんでいるひとり親家庭は少なくない。その実態はどうなっているのか。

 山梨県で飲料宅配員とホームヘルパーのダブルワークをするシングルマザーのB美さん(42才)は、20才の長男、19才の次男、17才の3男、14才の長女、72才の実母と実家暮らしをしている。B美さんが自身の思いを吐露する。

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 主人の度重なる浮気が原因で別れを決意。主人は家から出て行きました。その際、「子供1人につき養育費1万5000円をそれぞれが成人するまで払う」という約束をし、念書を作りました。

 それから10年間、現在に至るまで、養育費は1円も振り込まれていません。何度も電話やメールをしたし、主人の実家や職場へも足を運びましたがいつも会えずじまい。義両親は隠しているのか“行方不明”の一点張り…。私だって暇じゃない。とにかく疲弊しました。

 去年長男が20才になりましたが、結局こうして成人していけば、相手は逃げ得になってしまうのでしょうか? 離婚したから子育てもリタイアなんておかしい。今20才の息子が離婚時の10才までさかのぼり、行政が差押さえて息子にそのお金を渡してやってほしいです。父親の責任10年分がたった180万円というのも悲しすぎますけど。

※女性セブン2020年2月13日号

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