ただ、動画で見たガジェット機器を実際に買うということは、ほとんどありません。むしろ動画を見ることで“買った気になる”という感じというか。あるいは、買えない代わりに動画を見て楽しむという感じかもしれません。いずれにしろ、YouTubeの動画のおかげで、買い物をする機会が減りました」(Cさん)
またCさんはゲーム実況の動画も好きだという。
「元々ゲームが大好きで、熱心にプレイする方だったんですが、実況動画を見るようになってプレイする頻度が落ちました。これも開封動画と一緒で、実況動画を見ることで満足しちゃうんです。無駄にたくさんゲームを買うこともなくなったし、良い節約になっていると思います」(Cさん)
今回紹介した40代の3人に共通しているのは、YouTubeを見るようになって結果的にお金をあまり使わなくなったということ。節約面では効果的かもしれないが、こうした大人が増えていくと日本経済はちゃんと回っていくのか、少し心配な面もある。