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レモンサワー戦国時代、各社の人気商品の魅力とこだわり

200軒以上の居酒屋で勉強した味を再現

「レモンありのまましっかりお酒! 正直、うまい!」(永尾さん)

「レモンありのまましっかりお酒! 正直、うまい!」(永尾さん)

・サントリー『こだわり酒場のレモンサワー』350ml缶141円

 2019年3月に発売されたばかりなのに、同社の数あるレモンサワー缶商品の中で、発売後10か月でもっとも高い出荷数量を記録したのが「こだわり酒場のレモンサワー」だ。開発担当の永尾真紀さんはこう力説する。

「居酒屋のレモンサワーの味を自宅でも味わっていただきたくて、200軒以上の居酒屋のレモンサワーを飲んで勉強し、ようやく理想の味を再現できました」

 レモンを丸ごと漬け込んで風味を閉じ込めた“浸漬酒”で仕上げたこだわりよう。自宅でマイ居酒屋が開店できるかも!

満を持して登場“こだわり製法”の逸品

「レモン好きのかたもご納得いただける味です!」(大内さん)

「レモン好きのかたもご納得いただける味です!」(大内さん)

・日本コカ・コーラ『檸檬堂定番レモン』350ml 150円

 レモンサワー業界の中では、後進にもかかわらず、出荷数はばく進を続け、ついには昨年末、品薄となり話題になった。人気の秘密は「前割り焼酎」にあるという。

「前割り焼酎とは、焼酎と水を好みの割合で混ぜて寝かせたもの。これにより、酒と水がなじみ、口当たりがまろやかになるんです。この作り方を参考に、丸ごとすりおろしたレモン果汁とお酒を混ぜて寝かせた『前割りレモン製法』を考案しました」(広報部・大内多恵子さん)

 アルコール度数ごとに4商品あり、果汁も7~17%とたっぷり。その日の気分で選べるのがうれしい。

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