例えば、ターゲットが呼ばれていないことを知りつつ、グループ内で「Aちゃんの誕生日会楽しかったね」などとメッセージを送り合う。ターゲットは招待されていないことを知り、傷つく。しかし、学校ではみな、親し気な態度を取るので混乱する、というわけだ。これでは先生も気がつきにくい。
いま、いじめの舞台は、現実世界にはない。子供の様子がおかしいと感じたら、スマホを見せてもらおう。勝手に見たり、取り上げるのは、親への信頼を失わせるので控えた方がいい。叱らずに子供の気持ちを受け止め、問題のLINE画面を証拠としてスクリーンショットで撮影して学校に提出するなどして、親が介入して対応を考えよう。
※女性セブン2020年3月12日号