「心遣いを何より大切にする母の思いを汲んで、ささいなことですが、葬儀に来てくれたみなさんへの返礼品も、いかにも葬儀といった包装ではない対応が可能な品を葬儀社のかたに探していただき、東京・麹町の『泉屋』にクッキーをお願いしました。そんなところも母の好みかな、と思っています」(泉さん)
泉さんは葬儀の最中、赤木さんが「ありがとう」と微笑んでくれた気がしたと話す。葬儀の準備を不謹慎だと考える人は少なくないが、準備しておかなければ泉さんのように納得のいくお葬式をすることは難しい。
※女性セブン2020年3月19日号