とはいえ、大トロが100円で出せるのは、スケールメリットがあり、仕入価格を抑えられるからにほかならない。
「大手であればあるほど、入荷する量が多い。つまり、“たくさん仕入れるから安くしてほしい”と仕入れ先に交渉できるんです。そういう意味では、大手の方が“おいしく安く”は実現しやすい」(前出・商品担当者)
その一方で、原価率が低いものも食べてもらわないと商売にならない。
「ボイルエビやコーンサラダ、ツナサラダ、タマゴなど、子供に人気のものは原価が20円以下。ちなみに、お椀は10円程度です」(前出・商品担当者)
※女性セブン2020年3月26日・4月2日号