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宝くじ発売は毎年3月31日にすべて終了する… でもご安心を

令和元年度の最後を飾る「春きらきらくじ」(「宝くじ公式サイト」より)

令和元年度の最後を飾る「春きらきらくじ」(「宝くじ公式サイト」より)

 宝くじ売り場に行くと、宝くじの発売スケジュールをもらうことができる。現在配布中のものには「3月の宝くじ発売日」と書かれている。この発売スケジュールは毎月発行されているのだが、3月だけは他の月と異なっていることに気づいているだろうか。実は毎年3月31日をもって、すべての宝くじ(数字選択式宝くじを除く)が発売を終了するのだ。

 ただ、宝くじそのものが終わるわけではなく、4月1日からは、また新たな宝くじが発売されるので安心してほしい。これには、宝くじの会計年度という大きな理由がある。会社や学校などが3月で年度末を迎えるように、宝くじの収益金を各自治体に分配する計算も、毎年3月で区切っているのだ。

 そして現在、1等前後賞あわせて5000万円の「春きらきらくじ」が1枚200円で発売中(3月31日まで)。以前は「春のビッグチャンスくじ」として発売されていたが、平成22年3月から「春きらきらくじ」に変更され、今回でちょうど発売10周年となる。

 くじ券には、春の小川、つくし、モンシロチョウ、タンポポといった「早春」をモチーフにしたデザインが描かれている。世間では不安なニュースが蔓延するいま、令和元年度の最後を飾る宝くじで春らしい幸運をつかみたい。

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