Cさんはお酒好きで、いつも同僚と飲みに行くことが仕事終わりの楽しみだったが、コロナが蔓延してからは、それも叶わなくなった。そうしたことから、家で妻と2人で飲む機会が増えた。また、LINE通話をしながら同僚と飲むこともあるという。
「つまみは私が作ります。それを妻と一緒に食べながらお酒を飲むのが楽しい。本当は食事もつくりたいのですが、私の能力ではこれが限界で……。でも妻は喜んでくれていて、2人のコミュニケーションが増えました。同僚とは動画なしで音声だけで、飲みながら会話することが増えました。顔が見えないのは味気ないと思っていましたが、意外に音声だけの方が本音で語り合える気も。在宅勤務の活力になっています」(Cさん)
テレワークの広まりによって課題が顕在化している。在宅勤務スキルを身に着けることも今後の働き方のカギになりそうだ。