で、安倍さんがやろうと思えばすぐ実行できることで、お願いがある。
どうか、昭恵さんを放っておかないでください!
先日もその奔放な振る舞いが伝えられた。総理が「自ら身を守る行動を」と呼びかけた翌日に昭恵さんは「コロナで予定が全部なくなっちゃったので、どこかへ行こうと思っていたんです」と言って、大分県の宇佐神宮に出かけたという。あの人に悪意がないのは顔を見ればわかる。でも、その悪意のなさゆえの罪深さを、この人は一体、わかっているのだろうか。
大変な現実に懸命に耐えている国民がたくさんいる。その感情を逆なでするような行為を総理夫人がしていいとは思わない。それがツアーだったか否かとか、マスクをしていたか否か、などということが問題なんじゃない。「桜」の弁明のときもそうだったけど、論点をずらして抗弁するのはいいかげんやめた方がいい。
いままで誰も体験したことがない地球規模の災難に右往左往しつつも、必死で国民を守ろうとしているのはよくわかる。9年間も政権のトップに立ってきたんだから、安倍さんにはもうひと頑張りしてほしい。彼を支えてきた人が見たかったのはそれだと思うよ。
※女性セブン2020年5月7・14日号