オンライン飲み会は「理想的」
20代の女性会社員・Bさんは、コロナ終息後も続いてほしいこととして、「オンライン飲み会」を挙げる。かねてから、自宅でひとり、あるいは親しい友人とだけ酒を飲む「宅飲み」が好きだったBさんにとって、オンラインでの飲み会は「理想的」と喜びを口にする。
「飲み会のオンライン化で、露骨なおさわりや『あれ? 距離近いな……』みたいな物理的なセクハラを受けない環境になったのは嬉しい。セクハラ発言があったとしても、録画していれば万が一のときに役立つし、相手への牽制にもなる。あまり食べていないのに、同じ料金を支払わなくてはならない理不尽な割り勘に気分を悪くすることもない。お気に入りのお酒とつまみで、家飲み感覚でゆるく飲み会できる時代がようやく来ました」
他にもコロナを機に、「気になることが改善された」と続ける。
「宅配便が届くときの『置き配』は嬉しいですね。ノーメイクや他人に見せられない服装だと、宅配業者の方と対面しにくいし、だからといって居留守を使うわけにもいかない。コロナが流行り始めてから、些細だけど気が重い問題が解消されました。荷物をドアの前に置いておいてくださいと伝えやすいですし。
あと、私がもともと少し潔癖症なのかもしれませんが、パン屋さんやスーパーのお惣菜で、食べ物を包装なしでそのままで売られているのが気になって仕方がありませんでした。最近は個包装など対策されるようになったので、それも個人的には『やっと』という感じです」(Bさん)
下戸には居酒屋のテイクアウトがうれしい
20代の男性会社員・Cさんは、面接のオンライン化が今後も当たり前になってほしいと話す。自身が地方大学出身で、東京に就職する際に苦労した経験からだという。